佐保川サクラ守る活動ページ

【サクラ見守り隊向け】クビアカツヤカミキリのイベントお知らせ

サクラ見守り隊の隊員向けにクビアカツヤカミキリを退治するイベントを開催します。

クビアカツヤカミキリの成虫を捕まえたり、実際にクビアカ退治に使われている駆除方法を体験していただけます。

みなさまのご参加をお待ちしております。

隊員のみ参加できますので、友人知人を誘われたい場合は隊員登録をしていただくようお願いいたします。

雨天の場合は中止いたします。

中止の場合は前日16時までに判断して連絡します。

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令和6年度も5月・6月・7月にボランティアにて佐保川桜害虫調査を実施いたします。皆様のご協力をお願い致します。


お知らせ

令和6年度 奈良県サクラ見守り隊ボランティア隊員を募集します! 

佐保川地区自治連合会も環境美化活動の一環として佐保川の桜を害虫から守る活動を実施してこれまでも多くの皆様のご協力で本年5月迄はクビアカツヤカミキリの被害にあう事がなく景観を保って来ておりますが、県内には被害情報が増加傾向に有ります。昨年同様に県では見守りボランティア募集をされております。どうか引き続き隊員募集にご協力をお願いいたします。

🔶サクラ見守り隊ボランティア隊員要項

6月16日(日)に実施致しましたクビアカツヤカミキリ調査で見つかりました疑わしいフラスを奈良県に問い合わせ致しました結果、別の虫の物で有ると連絡が有りました。

ホットしております、然しながら奈良県でも他地域に於いて発見されております。

美しい佐保川サクラを何とか皆さんと守って行く為、早期発見が必修となっております。何卒日頃、佐保川沿いを散歩、犬の散歩、ジョギング等通られた折りに気にかけてサクラを見守っていただければ幸いです。


2024年度 第2回(サクラの害虫クビアカ)の調査を実施

6月16日(日)午前時30分 佐保川小の南門集合で、15名のボランティアの方に調査を実施していただきました。第1回目の調査方法同様に4班に分かれて 約200本の桜の樹を調査していただきましたが、今回疑わしいフラスが2カ所見つかりました。蟻、或いは別の虫の物かどうか判別がつかないので、専門家に見ていただく事と致しました。後日結果報告をさせていただきます。写真を添付致します。

暑い中、真剣に1時間ほど汗をかきながら危険な土手に入り、入念に調査をして頂きました。本当にありがとうございました。

 

次回は、7月21日()同じく8時30分から実施いたしますので、ご参加のほどよろしくお願いいたします。


2024年度 第1回(サクラの害虫クビアカ)の調査を実施

5月12日(日)午前時30分 佐保川小の南門集合で、15名のボランティアの方に調査を実施していただきました。今年も4班に分かれて 約200本の桜の樹を調査していただきましたが、蟻の巣や別の害虫のフラスは見つかりましたが、幸いにも「クビアカのフラス」ではありませんでした。

1時間ほどで調査は終了しましたが、下記のような調査表で実施しています。

次回は、6月16日()同じく8時30分から実施いたしますので、ご参加のほどよろしくお願いいたします。

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奈良新聞の1面に掲載されました!

5月7日の朝刊に、県内で23年度26市町村で704本の被害木が確認され、奈良市でも9件報告があり、法華寺周辺でも被害が出ているようです。被害木の数は報告された数で、実際はもっと多いかもしれません。 今年も、サクラ見守り隊員の登録と活動をよろしくお願いいたします。

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クビアカツヤカミキリ講習会を開催されますNew!(1/5)

奈良県ではサクラ、ウメ、モモを枯らしてしまうクビアカツヤカミキリから樹木を守るため、防除講習会を開催されます。

佐保川地区連合会も地域の貴重な佐保川桜を守る為、見守り活動を継続しております。

是非、ご参加、ご理解して頂きます良い機会と思います。

皆様お誘い合わせのうえお気軽にご参加ください。

参加には事前の申込をお願いいたします。

詳細は下記奈良県ホームページにアクセスください。

 

🔶奈良県関連記事

 

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奈良市・帝塚山西でクビアカ初確認

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7/12

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第2回(サクラの害虫クビアカ)の調査を実施

6月18日(日)前回のように、佐保川小(南門前)に18名が集合して、200本ほどの桜木を調査しました。

548番の樹木が異常なフレアが出ているのでは?との報告があり、確認しましたが、蟻の巣になっているようでした。樹木も古木になると、蟻にも狙われるようです。

今回は、クビアカツヤカミキリの標本をお借りして、前々日には、佐保川小2年生の「校区たんけん」の校外授業でも説明をさせて頂きました。大人よりも子供たちの方が見つけやすいかも知れません。

日ごろ散歩される際にも、確認をお願いいたします。

 


奈良県サクラ見守り隊ボランティア募集中!

本年度も県内で拡大する特定外来生物クビアカツヤカミキリからサクラを守るため、調査・駆除等の個人活動をしていただけるボランティアを奈良県で募集されます。

当連合会においても既に活動を開始しております。

この奈良県での個人ボランティアにも是非ご協力をお願い申し上げます。

🔶奈良県ボランティア募集要項

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第1回(サクラの害虫クビアカ)の調査を実施

5月21日(日)午前9時佐保川小の南門集合で約20名の方に参加いただきました。今回から回覧とLINE告知だけのボランティア募集でしたので、集まっていただけるか?不安でしたが、大勢の方に参加いただき、暑い最中ご苦労様でした。

数ケ所で、フラスは見つかりましたが、幸いなことに「クビアカツヤカミキリ」ではありませんでした。

ただ、不法投棄のゴミが多く見つかり、佐保川清掃の必要性を痛感しました。

 

次回は、6月18日()同じく9時から実施いたしますので、ご参加のほどよろしくお願いいたします。


クビアカツヤカミキリ防除講習会を開催! New!

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クビアカツヤカミキリから

佐保川・平城宮跡の桜樹を守ろう!

2022年8月21日の調査報告

小雨が降っていましたが、調査を決行いたしました。今回で3回目の樹木調査になります。

今回も、クビアカツヤカミキリは見つかりませんでしたが、天理の方で発見の情報があるそうです。早期に発見すれば、何とか対策があるようです。

今回、県で募集された「サクラ見守り隊」に、当自治連合会の会員の方も多数応募していただきありがとうございました。

今後は、毎月の「水辺の楽校・清掃当番」担当者が、周辺をチェックして帰るようにしたいと思います。

また、担当以外の方も、佐保川周辺散策時に「調査の眼」で、ご協力をお願いいたします。

2022年7月17日の調査報告

9時~30分ほど、4チームに分かれて佐保川小学校周辺の桜(200本ほど)を調査しました。

幸いなことに、クビアカツヤカミキリは見つかりませんでしたが、ヘビを見つけたチームがありました。

幼虫の標本も見せてもらい、小さな卵が大きな幼虫に成長するのにビックリしました。

奈良県でも、五條市・広陵町・近くの天理市まで発見の報があるとのことで、早く見つければ対処の方法があるとのことです。

2022年6月19日の調査報告


◆クビアカツヤカミキリについて

 

クビアカツヤカミキリは、サクラやモモ、ウメなどバラ科を中心とした多種の樹木を加害することで知られる外来種です。

奈良県でも2019 年にクビアカツヤカミキリの被害が確認されました。令和2年度までに奈良県内13市町でクビアカツヤカミキリによる被害木が確認されています。

私達が暮らしている地域には佐保川や平城京跡の桜をはじめご家庭でも樹木がいつ被害にあうかも知れません。このページはクビアカツヤカミキリについて詳しく紹介していき、是非皆様と共(ご協力のもとに)に美しい景観を守っていきたいと思います。

 

クビアカツヤカミキリの被害から守るには多くの方の「目」が必要です。

佐保川・平城宮跡の日頃の散歩中や桜咲く季節のお花見の時に少しの関心を持っていただき美しい景観維持のご協力をお願い申し上げます。

ではクビアカツヤカミキリについて説明していきます。


クビアカツヤカミキリについての概要

名称 : クビアカツヤカミキリ

分類 : コウチュウ目・カミキリムシ科

体長 : 2cmから4cm(成虫)

分布 : 中国、朝鮮半島、ベトナムなど

特徴 : からだ全体が黒く光沢がある

     頭部の下(前胸の一部)が赤く、突起がある

     成虫はジャコウのような匂いを放つ

生態 : 幹や樹皮の割れ目に産卵

     産卵期:5月下旬~8月下旬

                    産卵数:平均約350個 最大1,000個以上の個体有り

                 幼虫は樹の内部を食害し、枯死させる(活動時期3月下旬~10月)

                   樹から特徴的なミンチ状のフラス(虫糞と木くず)を排出

               11~3月は幼虫が樹の中で越冬

               卵から1~3年で成虫が羽化

羽化期:5月下旬~8月上旬

       成虫は昼間活動する

被害樹種 : サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木   

 

幼虫について

  • 生態  幼虫は2年から3年かけ樹木内で成虫になります。
  • 特徴  幼虫の入り込んだ樹木は、大量のフラス(写真参考)がでます。フラスがでる時期は4月末から10月末です。

    ※フラス(木くず・幼虫のフンの混合物) 

成虫について

  • 体長  約2.5から4センチメートル
  • 特徴  全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤色になっている
  • 生態  活動期は5月末から8月末
  • 被害木 サクラ、ウメ、モモ、等

クビアカツヤカミキリ(成虫)

こんなサインを見逃さないで!

木の周囲に「フラス」がないか注意!

クビアカツヤカミキリの幼虫は、成虫になるまでの2年間、サクラなどの樹木の中に潜み、木の中身を食べて枯らしてしまいます。その際、幼虫は「フラス(木くずとフンが混ざったもの)」を排出します。

サクラ、ウメ、モモ(ハナモモ含む)、スモモなどのバラ科の樹木の根元や幹にフラスが出ていると、木の内部にクビアカツヤカミキリの幼虫がいる可能性があります。

クビアカツヤカミキリの成虫は夏場の6月から8月ごろ出現し、フラスは幼虫の活動時期の5月から10月ごろ活発に排出されます。

 

※冬季は幼虫が休眠するため、新たなフラスの排出は見られません

特定外来生物であるクビアカツヤカミキリは、繁殖力や拡散能力が高く、その対策は「早期着手・早期根絶」が大原則です。現段階では県内で本種が確認されている地域は限定的ですが、飛翔による拡散のリスクとともに、全国では車両に付着して運ばれた事例も確認されており、被害拡大防止の観点から、本種の早期根絶は社会的にも求められていると言えます。

成虫・幼虫の対処

(1) 成虫の捕殺

成虫は、産卵数が多く、高い繁殖能力を持っています。飛び立つと数 km 先まで移動することもあるため、更なる被害を防ぐためにも、見つけ次第その場で叩き潰す、踏みつぶすなど捕殺してください。

(2) 幼虫の駆除

幼虫は樹体内部にいるため、活動期である 4~10 月に下記の方法にて駆除してください

① 長い針金や千枚通しなどをフラス排出孔から坑道に刺し、刺殺する。

※不規則に樹体内を食い進むため、幼虫まで届かないことがある。

② 農薬をフラス排出孔から注入し駆除する。処理後見回りを行い、フラスが新たに発生している場合には、再度注入する。

※農薬は、使用する樹木と対象害虫に登録のあるものかどうかを確認し、取り扱い上の注意に従って使用すること。

 (3) ネット防除

樹木への被害を確認した場合、羽化した成虫の飛散防止のため、下記の方法等により樹

木にネットを巻き付けましましょう。

(1) 時期

成虫の発生期前までに行う。

(2) 必要な資材

防風ネット(目合い 4mm 程度)、針金、ひも、ペグなど

(3) ネット巻きの手順

① ネットを樹幹 2~3 周、高さ 1.5~2m 程巻き付ける。

この際、ネットを密着させてしまうと成虫が噛み切ってしまう恐れがあるため、

余裕を持たせて二重に巻く。※幹が二股等に分かれている場合、股の部分にネッ

トをかける。

② 巻き付けた後、上端をひもでしっかり固定し、隙間ができないようにする。脱脂

綿等でふさぐなども有効。

③ 接続部から成虫が逃げ出さないよう、針金などで縫い合わせるなど固定する。

④ 下端をペグなどでしっかり固定し、地面との隙間がないようにする。

※ネット内で成虫が交尾や産卵をすることがあるため、定期的に見回り、見つけ次第捕殺しましょう。

🔶クビアカツヤカミキリの主な防除薬剤クリックしてご覧ください)

地域の環境美化整備にご協力ください!

 

○成虫を見つけたら・・・

  成虫はその場で踏みつぶすなど駆除してください。

○フラスを見つけたら・・・

  幼虫が侵入した穴に薬剤を注入するなど、対策が必要です。伐倒する必要がある場合もあります。

 ※成虫、フラスを発見した場合は、最寄りの市役所へお知らせください。

 

お問い合わせ先

最寄りの市役所

奈良県 景観・自然環境課 Tel:0742-27-8757

 

 


令和4年度集中クビアカツヤカミキリ調査担当割り表

佐保川桜保護活動