地域環境美化活動ページ
令和6年度も5月・6月・7月にボランティアにて佐保川桜害虫調査を実施いたします。皆様のご協力をお願い致します。(3/23)
クビアカツヤカミキリ講習会を開催されますNew!(1/5)
奈良県ではサクラ、ウメ、モモを枯らしてしまうクビアカツヤカミキリから樹木を守るため、防除講習会を開催されます。
佐保川地区連合会も地域の貴重な佐保川桜を守る為、見守り活動を継続しております。
是非、ご参加、ご理解して頂きます良い機会と思います。
皆様お誘い合わせのうえお気軽にご参加ください。
参加には事前の申込をお願いいたします。
詳細は下記奈良県ホームページにアクセスください。
奈良市・帝塚山西でクビアカ初確認
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第2回(サクラの害虫クビアカ)の調査を実施
6月18日(日)前回のように、佐保川小(南門前)に18名が集合して、200本ほどの桜木を調査しました。
548番の樹木が異常なフレアが出ているのでは?との報告があり、確認しましたが、蟻の巣になっているようでした。樹木も古木になると、蟻にも狙われるようです。
今回は、クビアカツヤカミキリの標本をお借りして、前々日には、佐保川小2年生の「校区たんけん」の校外授業でも説明をさせて頂きました。大人よりも子供たちの方が見つけやすいかも知れません。
日ごろ散歩される際にも、確認をお願いいたします。
奈良県サクラ見守り隊ボランティア募集中!
本年度も県内で拡大する特定外来生物クビアカツヤカミキリからサクラを守るため、調査・駆除等の個人活動をしていただけるボランティアを奈良県で募集されます。
当連合会においても既に活動を開始しております。
この奈良県での個人ボランティアにも是非ご協力をお願い申し上げます。
第1回(サクラの害虫クビアカ)の調査を実施
5月21日(日)午前9時佐保川小の南門集合で約20名の方に参加いただきました。今回から回覧とLINE告知だけのボランティア募集でしたので、集まっていただけるか?不安でしたが、大勢の方に参加いただき、暑い最中ご苦労様でした。
数ケ所で、フラスは見つかりましたが、幸いなことに「クビアカツヤカミキリ」ではありませんでした。
ただ、不法投棄のゴミが多く見つかり、佐保川清掃の必要性を痛感しました。
次回は、6月18日(日)同じく9時から実施いたしますので、ご参加のほどよろしくお願いいたします。
クビアカツヤカミキリ防除講習会を開催! New!
クビアカツヤカミキリから
佐保川・平城宮跡の桜樹を守ろう!
2022年8月21日の調査報告
小雨が降っていましたが、調査を決行いたしました。今回で3回目の樹木調査になります。
今回も、クビアカツヤカミキリは見つかりませんでしたが、天理の方で発見の情報があるそうです。早期に発見すれば、何とか対策があるようです。
今回、県で募集された「サクラ見守り隊」に、当自治連合会の会員の方も多数応募していただきありがとうございました。
今後は、毎月の「水辺の楽校・清掃当番」担当者が、周辺をチェックして帰るようにしたいと思います。
また、担当以外の方も、佐保川周辺散策時に「調査の眼」で、ご協力をお願いいたします。
2022年7月17日の調査報告
9時~30分ほど、4チームに分かれて佐保川小学校周辺の桜(200本ほど)を調査しました。
幸いなことに、クビアカツヤカミキリは見つかりませんでしたが、ヘビを見つけたチームがありました。
幼虫の標本も見せてもらい、小さな卵が大きな幼虫に成長するのにビックリしました。
奈良県でも、五條市・広陵町・近くの天理市まで発見の報があるとのことで、早く見つければ対処の方法があるとのことです。
2022年6月19日の調査報告
◆クビアカツヤカミキリについて
クビアカツヤカミキリは、サクラやモモ、ウメなどバラ科を中心とした多種の樹木を加害することで知られる外来種です。
奈良県でも2019 年にクビアカツヤカミキリの被害が確認されました。令和2年度までに奈良県内13市町でクビアカツヤカミキリによる被害木が確認されています。
私達が暮らしている地域には佐保川や平城京跡の桜をはじめご家庭でも樹木がいつ被害にあうかも知れません。このページはクビアカツヤカミキリについて詳しく紹介していき、是非皆様と共(ご協力のもとに)に美しい景観を守っていきたいと思います。
クビアカツヤカミキリの被害から守るには多くの方の「目」が必要です。
佐保川・平城宮跡の日頃の散歩中や桜咲く季節のお花見の時に少しの関心を持っていただき美しい景観維持のご協力をお願い申し上げます。
ではクビアカツヤカミキリについて説明していきます。
クビアカツヤカミキリについての概要
名称 : クビアカツヤカミキリ
分類 : コウチュウ目・カミキリムシ科
体長 : 2cmから4cm(成虫)
分布 : 中国、朝鮮半島、ベトナムなど
特徴 : からだ全体が黒く光沢がある
頭部の下(前胸の一部)が赤く、突起がある
成虫はジャコウのような匂いを放つ
生態 : 幹や樹皮の割れ目に産卵
産卵期:5月下旬~8月下旬
産卵数:平均約350個 最大1,000個以上の個体有り
幼虫は樹の内部を食害し、枯死させる(活動時期3月下旬~10月)
樹から特徴的なミンチ状のフラス(虫糞と木くず)を排出
11~3月は幼虫が樹の中で越冬
卵から1~3年で成虫が羽化
羽化期:5月下旬~8月上旬
成虫は昼間活動する
被害樹種 : サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木
※フラス(木くず・幼虫のフンの混合物)
クビアカツヤカミキリ(成虫)
木の周囲に「フラス」がないか注意!
クビアカツヤカミキリの幼虫は、成虫になるまでの2年間、サクラなどの樹木の中に潜み、木の中身を食べて枯らしてしまいます。その際、幼虫は「フラス(木くずとフンが混ざったもの)」を排出します。
サクラ、ウメ、モモ(ハナモモ含む)、スモモなどのバラ科の樹木の根元や幹にフラスが出ていると、木の内部にクビアカツヤカミキリの幼虫がいる可能性があります。
クビアカツヤカミキリの成虫は夏場の6月から8月ごろ出現し、フラスは幼虫の活動時期の5月から10月ごろ活発に排出されます。
※冬季は幼虫が休眠するため、新たなフラスの排出は見られません。
特定外来生物であるクビアカツヤカミキリは、繁殖力や拡散能力が高く、その対策は「早期着手・早期根絶」が大原則です。現段階では県内で本種が確認されている地域は限定的ですが、飛翔による拡散のリスクとともに、全国では車両に付着して運ばれた事例も確認されており、被害拡大防止の観点から、本種の早期根絶は社会的にも求められていると言えます。
成虫・幼虫の対処
(1) 成虫の捕殺
成虫は、産卵数が多く、高い繁殖能力を持っています。飛び立つと数 km 先まで移動することもあるため、更なる被害を防ぐためにも、見つけ次第その場で叩き潰す、踏みつぶすなど捕殺してください。
(2) 幼虫の駆除
幼虫は樹体内部にいるため、活動期である 4~10 月に下記の方法にて駆除してください。
① 長い針金や千枚通しなどをフラス排出孔から坑道に刺し、刺殺する。
※不規則に樹体内を食い進むため、幼虫まで届かないことがある。
② 農薬をフラス排出孔から注入し駆除する。処理後見回りを行い、フラスが新たに発生している場合には、再度注入する。
※農薬は、使用する樹木と対象害虫に登録のあるものかどうかを確認し、取り扱い上の注意に従って使用すること。
(3) ネット防除
樹木への被害を確認した場合、羽化した成虫の飛散防止のため、下記の方法等により樹
木にネットを巻き付けましましょう。
(1) 時期
成虫の発生期前までに行う。
(2) 必要な資材
防風ネット(目合い 4mm 程度)、針金、ひも、ペグなど
(3) ネット巻きの手順
① ネットを樹幹 2~3 周、高さ 1.5~2m 程巻き付ける。
この際、ネットを密着させてしまうと成虫が噛み切ってしまう恐れがあるため、
余裕を持たせて二重に巻く。※幹が二股等に分かれている場合、股の部分にネッ
トをかける。
② 巻き付けた後、上端をひもでしっかり固定し、隙間ができないようにする。脱脂
綿等でふさぐなども有効。
③ 接続部から成虫が逃げ出さないよう、針金などで縫い合わせるなど固定する。
④ 下端をペグなどでしっかり固定し、地面との隙間がないようにする。
※ネット内で成虫が交尾や産卵をすることがあるため、定期的に見回り、見つけ次第捕殺しましょう。
🔶クビアカツヤカミキリの主な防除薬剤(クリックしてご覧ください)
地域の環境美化整備にご協力ください!
○成虫を見つけたら・・・
成虫はその場で踏みつぶすなど駆除してください。
○フラスを見つけたら・・・
幼虫が侵入した穴に薬剤を注入するなど、対策が必要です。伐倒する必要がある場合もあります。
※成虫、フラスを発見した場合は、最寄りの市役所へお知らせください。
お問い合わせ先
最寄りの市役所
奈良県 景観・自然環境課 Tel:0742-27-8757
令和4年度集中クビアカツヤカミキリ調査担当割り表
佐保川桜保護活動
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開催日 毎月第二日曜日 13:30~
場所 佐保川地域ふれあい会館